2013年3月24日日曜日

雑木林と、、、ありがとうございました。


津田貴司さんによるサウンドパフォーマンス「雑木林と、、、」
無事、終了致しました。

津田さんは歩いていても、店内を眺めているときも
どこか聴くことに意識が集中しているような様子でした。

しようと意識していないのに、自然とそうしてしまう
生きていること、呼吸していることと同じくらいに。
それが、その人にとっての天性というものなのだなあと。

寒い夜でしたが、窓の外をチラチラと落ちていく雪や
行き交う車、歩く人、外灯の光。
毎日当たり前に見ている風景なのに窓の外の風景はまるで
違う世界のことのようで。

当日、どんなことが起きるのかは私達にも
わからなかったので予備知識のないまま映画をみているような
そんな気持ちでした。

言葉で上手く説明できないような、ぼんやりと
やわやわとしたこと。

小さい頃は何にもわからなかったのに
いつの間にか、わかるようになって、いや、もしかしたら
わかった気になっているようなことって、きっとたくさんあって
そういう中で、大人になってから「わからない」ということを
体験してみることは、とっても新鮮で驚きに満ちていたし
やはり昨日までの気持ちとは違うような気がします。

寒い中お越しいただいた皆さま
素晴らしいひとときを共有できたこと、とても嬉しく思っています。
本当にありがとうございました。

そして、はるばるお越しいただいた津田さんにも
心からの感謝を。

引き続き当店でも津田さんのCDを取り扱っておりますので、
気になる方はお声がけください。