「いわてんど」も残すところ、あと3日となりました。
今日ご紹介するのは盛岡のものと、その周辺のもの。
写真は花巻の藤沢さんの茶筒、雫石の高橋さんの鉄瓶
当店でもおなじみの紫波の関口さんの湯のみ。
岩手のものだけで構成されたお茶の道具です。
会期中、ひそかに人気なのが「てつじ」
南部鉄器の胴体に羊毛が着付されているペーパーウェイト。
ころんとした形とネーミングが素敵です。
こちらも人気の花巻の「忍び駒」
稲藁でつくられている馬の置物です。
細やかな仕組みを見て感動する方が多い藤沢さんのもの。
木とアルミの組み合わせと、収納したときの
無駄のない感じが心地いいです。
盛岡の田代さんの漆のもの。
曲線となめらかな手触りが美しいお碗や
気軽に普段使いしやすい遊び心のあるブローチなど
女性ならではの目線で漆を親しみやすいものとして
感じることができます。
全体を通してみると共通する空気。
どっしりとしていて、けれどおおらかな雰囲気があって
岩手山みたいなイメージ。
それぞれの土地には街を見守っている山があって
そこに暮らす人の人柄というのは、どことなくそこにある山に
似ているような気がするのです。