2016年1月4日月曜日

冬に愉しむ、あたたかなインドの布と服







CALICO 
winter exhibition 

TEXTILE AND WARDLOBE
"冬に愉しむ、あたたかなインドの布と服"
1.22(金)-2.1(月)

今年最初の展示は
冬から春にかけて愉しむことができるもの
ということをふまえてご紹介します。

About CALICO
小林史恵さんと増住有希さん
日本の女性二人がインドの村々を訪れ、そこで作られてきた
カディと呼ばれる手紡ぎ・手織り布、カンタと呼ばれる
刺繍布、藍染や手染めの布など、インドの手仕事を用い
現代の日本の生活を瑞々しく豊かにしてくれるような、
服、ストール、ファブリックなど、布の製品をご紹介しています。

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インドの布という言葉から
なんとなくきらびやかで
所謂夏の似合う布というイメージを
お持ちの方もいらっしゃるかと思います。

しかしながらCALICOの仕事に出会った時に
初めて見た、藍染の布に施された刺繍には
当地弘前及び津軽地方一帯で
冬の農閑期につくられたこぎん刺しに通じるような、
無垢な刺繍と布の持つ意匠に
味わい深い美しさを感じます。

この刺繍を冬の弘前で見ると
どのように感じるだろう、という気持ちが
展示の端緒となりました。

今回、冬の展では刺繍布だけでなく
軽やかで心地良いカディコットン
包み込むような温もりのある手織りの
シルクの服、ストールなど。
当地の冬から春の暮らしにも
健やかに暖かく寄り添う
布の仕事をご紹介します。

初夏には改めて、カディコットンの服を中心とした展を
企画しております。
ぜひ、冬の展と夏の展
二度お楽しみ頂けましたら嬉しいです。