2016年1月18日月曜日

かごのある風景


かご。


何を入れようか、と
家の中にあるものを思い浮かべながら
中に入れた姿を想像してみる。

・・・・・

試しに、いろいろ入れてみる。






















中身が入ると、かごの表情が変わって楽しいものです。

蔓や葉っぱ、木、革…
自然や動物からもらった素材を無駄にすることなく
人の手で作られるかごは、ものが収まった佇まいが柔らかく
部屋も温かくなるような感じがします。


“昔は今のように高価で特別な存在ではなく
普段の暮らしの道具として使われていた”
と話していた編み手さんの言葉を思い出します。
暮らしぶりが変わった今も、使われる姿を想像し
日々の道具として使ってもらえるように
という想いで手を動かしている作り手の気持ちは
変わらずに続いているのだなと思います。


作る人、使われる素材、編み方によっても
それぞれに固さやしなり具合など特性が違いますので
ぜひ触れて見ていただけたらと思います。

かごのある風景を思い浮かべ
日々の暮らしに取り入れていただけたら嬉しいです。


1月22日(金)より、下記の展示が始まります。
よろしければあわせてご覧ください。

CALICO 
winter exhibition 

TEXTILE AND WARDLOBE
"冬に愉しむ、あたたかなインドの布と服"

1.22(金)-2.1(月)
会期中火曜定休
詳細はこちら