2017年9月23日土曜日

山口和宏さん 木の器


ごつごつしていなくて
持ったときに柔らかさを感じる
山口さんの木の器。

なんでもない感じですが
自然に手が伸びて
使い続けること
10年近くになります。

子供とお菓子を食べるとき
焼いたパンケーキを積み重ねるとき
チーズやパンを食べるとき
おにぎりやサラダにも

軽くて穏やかな木の器は
10年経って
ますます角がとれた
穏やかな表情をしています。

パン皿

これは我が家で使っているもの


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チーズボードは
薄くて小さく
食卓の中で使うような
カッティングボードです。

チーズボード

グラスやマグを置いて
ちょっとしたトレイがわりにもなり
ピクニックに持ち歩くのにも
かさばらずよいサイズです。

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カッティングボード

革ひものついたカッティングボード
大きすぎず小さすぎない
軽くて取り出しやすいもの。

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お客様とお話していると
木の器、道具は
どことなく扱いが難しいように
感じていらっしゃる方が
多いように感じます。

水気を拭き取り、
乾かすということを
気をつけるのは
陶器の扱いと
さほど変わりませんし
木の器ならではの良さが
あるのです。

特に寒さの続くこれからの季節に
料理の温度を変えない
木の器ほど使い良いものは
ありません。

思い切りは必要かもしれませんが
使っているときの表情や
10年20年経ったときの変化に
じわじわと嬉しくなり
穏やかな気持ちになるはずです。

使って劣化していくということではなく
自分で使い込んだ時間を
感じてこその嬉しさです。

今年は何故か木のものとの
出会いが多く
山口さんのものだけでなく
木の器、道具が充実しています。

作っている方を写すような
それぞれの良さ、表情がありますので
木の柔らかな質感に
触れてみてください。