本当に早いもので...
2017年ももうすぐ終わろうとしています。
駆け足で過ぎ去っていった今年を
展示などで少し振り返りたいと思います。
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1月
CALICO
"TEXTILE & WARDROBE WINTER-SPRING"
CALICO
"TEXTILE & WARDROBE WINTER-SPRING"
毎年冬にご紹介しているインドで布の仕事に
取り組むCALICO。
雪に閉ざされるような時期に
華やかで美しい色に触れると
ものから元気をもらうような
そんな気持ちになります。
来年2018年も、1月19日(金)から
新作も交えてご紹介する予定です。
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3月
"東北の編み手たち"
東北各地を歩いて出会った
年の近いかごの編み手のご紹介。
東北にある店だからこそ
できること。
これからの作り手と一緒に
できることを考えたいということを
考えておりますが、ようやく
そのスタート地点に立ったような展でした。
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4月
Lt shop
"Lithuania diary","muku 受注会"
リトアニアの工藝や文化を紹介する
Lt shopの取り組みをご紹介しました。
彼の地でのフィールドワークから
生まれたこの展示を見て改めて
その土地の自然、生まれた文化的(宗教的)背景から
ものが生まれているという点は
洋の東西、国は関係がないのだなということと
そして、ルーツのある仕事は
とても強く健やかで美しくあるな。
ということを強く感じました。
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5月
工房イサド・小谷田潤 二人展
当店では隔年で展示をしている小谷田潤さんと
工房イサド 本田淳さんの展。
二人のつくる、実直で使い良い器は
多くの人がたのしんで下さったように感じます。
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6月
handmade shoes pota 受注会
石川県で靴づくりをおこなう
pota 若原さんの作る靴。
定番のスリッポン以外もお試しいただける
機会を作りたくて会を開きました。
ご注文の靴は、来春お届けの予定です。
今しばらくお待ち下さいますようお願いいたします。
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F/style+Koton "日々の衣"
当店ではお馴染みのエフスタイルとKoton。
日常も非日常も全て含んだ上での
"日々"と共にあるようなものを、
ずっと提案し続けている
彼女たちの存在や世界観、空気感
組み合わせることでより多くの方に伝えることが
できたなら。
そんなことを考えていた展でした。
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7月
en plus
"ケニアのかご"
en plus
"ケニアのかご"
2年ぶりにご紹介した
ケニアの色鮮やかなサイザル麻のかごや
オリーブの木工品。
en plus 中島さんと
ケニアの女性との新たな取り組みも拝見できて、
とても充実した内容だったと感じています。
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8月
lite "10"
liteの10年の仕事を
ご覧いただく機会でした。
ハナレ木と作ったスツールや
橋本晶子さんとつくったかごなど
北東北の作り手との共作も好評でした。
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CALICO
"TEXTILE & WARDROBE SUMMER-AUTUMN"
CALICO 夏の展。
手つむぎ手織りのカディコットンには
手仕事の良さを実感できる
心地良さがあります。
回を重ねるごとに
少しずつじんわりと浸透していることが
嬉しく感じる展でした。
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9月
星耕硝子・舟木邦治 二人展
秋田の星耕硝子 伊藤嘉輝さんと
山口の舟木窯 舟木邦治さんの展。
今展は組み合わせてご紹介したら
とても素敵だろうな...とずっと考えていて
数年かけて少しずつすすめてきました。
展示をきっかけに新しいことに取り組んで下さったり
定番品の新たな面をお客さんと一緒に発見したり。
思い出深い展示となりました。
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10月
"弘前のあけびかご"
"弘前のあけびかご"
毎年楽しみにされている方も多い
当地弘前のあけびかごの展。
編み手の方の発想やかごの美しさに
目を奪われつつも
地元の自然の恵みを活かしたものづくりに
触れられる恩恵を噛みしめるような機会です。
当店のスタッフがLigne.という名前で
取り組んでいる布の仕事も
あわせてお披露目しました。
静かな線の世界。
これからもゆっくりと少しずつ
ご紹介できればといいなと
思います。
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青木隼人
"小さな歌 発売記念演奏会"
当店で開催する久々の演奏会。
心にあたたかな灯りが
ともるような
ひと時でした。
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11月
安西大樹・小原聖子 二人展
"星と祈り"
冬のはじまりの静寂と共に。
二人の作品が持つ空気と
光と影に魅了されるような日々でした。
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12月
彦坂木版工房
"ジュースになりました"
現在開催中の展示。
彦坂木版工房の二人に
3年前描き下ろしていただいた
りんご「ふじ」の版画が端緒で
はじまった展示です。
彼らの今までの仕事や
絵本の原画(版画)など
色々な方が楽しんで下さっています。
会期は1月7日まで。
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当店は普段常設を中心にして
営業をしていますが、
常設している方々を
より深く、広くご紹介するため
展示を企画・運営しております。
2018年も
情報ではなく
手でふれることの大切さを
提案の中心と考えて、地道に紹介を
つづけていくことができたらと
考えています。