2016年6月24日金曜日

CALICO展より - maku textiles -





インドの布にまつわる手仕事を
紹介している、maku textiles。

ただ服を作り、売るというブランドではなく
昔から受け継がれてきた技術を守り
存続していくための活動をされています。

服に使われているのは
彼らの手で丁寧に藍染されたカディ
ジャムダニ(透かし織)の生地など。
インドの伝統的な織り、縫い、染めの技術と
時間を、惜しみなく使って作られます。

ジャムダニ織丸襟ギャザードレス




ジャムダニ織Vネックプリーツドレス





ジャムダニ織Aラインワンピース





ジャムダニ織ピンタックドレス




ガムチャチェックワンピース




カディピンタックドレス




カディインディゴ染めピンタックワンピース




ジャムダニ織の透かしに重ねた
ストライプ生地

カディをたっぷり使ったドレープ
細かなピンタック

藍染と手織り生地の温かみのある風合い

インドの伝統に対する気持ちの深さを
ひとつひとつ細部にまで感じる
布や織りの特性を活かした仕事。

CALICOとmaku textiles
どちらも素材の風合いを大切にした
ものを作っているのですが
その違いとして
CALICOが「素直さ」なら
maku textilesは「惜しみない手間」
だと感じます。

便利になっていく中で、失われつつある
時間をかけることでしか作れない
本来の意味での手仕事に
触れていただけるような服です。

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1月に行った冬の展に続き
お越し下さる方も多く
素材感や、織り模様に触れながら
実際に袖を通しじっくりご覧いただいて
とても嬉しく感じています。

より多くの方にご覧頂きたく
会期を7月3日(日)まで
延長することにいたしました。

タイミングが合わずに
足を運べずにいる方がいらっしゃいましたら
この機会を是非ご利用ください。