2013年5月29日水曜日

「いわてんど」Holzのもの 

「いわてんど」最終日に、ご紹介するのは
Holzオリジナルのもの。

店主の平山さんは岩手に限らず、様々な作り手の方と一緒に
オリジナルのものをつくっています。

写真のH40のシリーズはHolzさんのことを知った
きっかけでもあるのですが
ころんとした佇まいが素敵なペーパーウェイトや小物入れ。
気がつくと、こんなにシリーズが増えていました。

こちらは木工ろくろの技術を使って制作された欅のフリーカップ。
外側にランダムに入れられたラインが手に持ったときに馴染みます。

そしてそのカップを原型に制作されたのが、この磁器の小さなカップ。
こちらは秋田県横手市で活動しているaterie 七緒さんによるもの。
木の筋や木目を磁器に写し取るという面白い試みです。

また上の木のカップの中に、すっぽりと納まるサイズになっていて
収納することもできます。

こちらは長野の吹きガラス工房SUTUDIO PUREPAさんが
制作したガラスの器。
展示会をきっかけにつくられたホルツブルーという
グレーがかったブルーのキレイな色です。

 こちらは金沢で活動する山崎美和さんと制作した磁器のボウル「水無月」
引き込まれそうな美しい青緑は外側にかけた釉薬が
焼くことで内側に染み込んで生まれ一つ一つが違った表情になります。

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それぞれに平山さんが日々過ごす中で出会う人や
物との関係を大切にしてきたことが感じられます。

その中で連なっている出来事を無理なく
自分の中にあることと結びつけて一つ一つ物を生み出していく姿勢には
いつも励まされるし、傍にいてくれて刺激をもらえる先輩です。

そんなHolzさんraumさんを含む
私達にとって大切な存在の星たちが集まる「さんかく座」
今年は6月15日(土)16日(日)に当店の真裏にある
SPACE DENEGAにて行われます。

当店は、さんかく座の始まりに合わせて
HANALEGI+liteによる企画展を行います。

それぞれの詳細については近日中に追って
お知らせ致しますので、どうぞ楽しみになさって下さい。