2017年6月7日水曜日

共に歩く、育てる靴と、シューケアのこと。

  
来週12日(月)まで
受注会「potaの靴」が
millにて開催中です。

お客様とお話していると
革靴のこと、お手入れのことなど
難しく感じている方も
多いのかなと感じましたので
この機会に書いてみようと思います。


革靴のお手入れは
私達が日々行っている
スキンケアにとてもよく似ています。

汚れを落とし
足りないものを補ってあげる。
そうすることで
靴が気持ちよさそうに
のびのびと育っていきます。

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まずは汚れ落としから。

ブラシをして柔らかな布で
拭くだけでも十分に
自然な艶が生まれます。


〇汚れ落とし用ブラシ

しなやかで丈夫な馬毛のブラシは
靴に沿って、しっかりと汚れを
落とします。


〇シュムッツブラシ

たわしのようなブラシは
ソールの汚れ落としに。

しつこくこびりついたものは
先のとがった部分が活躍します。

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足りないものを補うには
オイル、クリーム、ワックスと
色々とありますが
目的や仕上がりに違いがあるので
それぞれ自分の好みや
使いやすさに合わせて選ぶと
よいかと思います。

ドイツ生まれのタピールは
天然素材だけを使用している為
シューケア用品によくある
石油系の嫌なにおいが全くなく
気持ちよくお手入れが出来ます。


〇フレーゲクリーム

日頃のケアとして
一番なじみやすいのが
クリームタイプ。

艶だし、保護効果もあり
防水もしてくれます。


〇レーダーオイル

オイルは、日頃のケア、
軽い汚れ落としに。

ワックスが配合されていない為
艶を出したくない革に
向いています。




〇レーダーバルサム

革に栄養をあたえながら
ケアする柔らかめのワックス。

塗ったあと手でマッサージすると
より効果的です。


〇レーダーフェット

登山靴、作業靴など
過酷に使われるもの
特に防水が必要なものなどに。

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長く履いて不具合があっても
修理をして繰り返し
長く履けるのも
革靴の良いところです。

日々なんとなく気にしてあげて
足りないと思うものを補ってあげれば
そんなに神経質にならなくても
よい感じに育ってくれます。

まずは履きながら
靴の様子を伺いながら
共に歩いてみてはいかがでしょうか。

靴と向き合うことは
どこか自分と向き合うようで
きっと楽しくなるはずです。

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・POSTALCO
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