2015年11月12日木曜日

「冬の日に」のこと その2


表と裏 それぞれの表情

柔らかで穏やかな色




織の細やかさ 深い森の奥のような色

11月20日(金)からはじまる「冬の日に」。

今日ご紹介するのは高見由香さん。

糸を染めるところから制作する
高見さんの織物は
色の表現や組み合わせが、とても豊かでキレイです。

凛とした空気を持った布だけど触るとしなやかで
カシミアのとろりとした質感や
同じ麻でも、ハンカチは光沢があって品のあるもの
エプロンには、しっかりとした質感のもの
それぞれの物に合った素材と織りの中で
自分の目指しているところを表現しているように思います。

冬の日に身につけていると背筋がピンと伸びるような
静かで、豊かな織の仕事を、是非ご覧ください。